現場からの報告2〜golyazi koyu(ギョルヤズ キョユ)

湖の島にて


 

ブルサ市内からクルマで約40分。湖の畔にある村を訪ねた。正式にはギョルヤズ村というが、村人は古代名のアポリヨントと呼ぶ。畔と書いたが実は島で、20mほどの長さの橋で本土とつながっている。島は中央部が高くなっていて湖に向かって坂が続く。
各通りからは湖がのぞめる。島にある家々が興味深い。木材とレンガ、土などで作られた外壁。2階が張り出した建築様式。このツーラ(レンガ)の家は丈夫で長持ちすると言われている。一体どれぐらい古いものなのかは知らないが、今もこれらの家に人々が暮らしているのである。ちなみに一軒の価格が村人同士の間では約30万円から50万円ぐらいと言う。そんな価格で買えるのなら・・・と思ったけど、ブルサはあまりにも遠いのである。

 

村人は湖での漁業を生業としている。午前中に船を出し、捕らえた魚は写真左のように湖畔に置かれる。男性だけでなく女性の漁師の姿もあった。戻ってきてはまた船を出し、それが昼まで続けられる。午後になるとあがった魚はセリにかけられる。ブルサ近郊の業者が軽トラに乗って集まる。魚は木箱の中でピチピチ跳ねては、上の木箱まで持ち上げる勢い。業者のみでなく、個人で買いにくるトルコ人家族もいて、小さいセリ市場ながら活気に溢れていた。